
福岡県警久留米署によると、
5月30日から同県久留米市全域で「消費料金に関する訴訟最終告知のお知らせ」というハガキが「国民訴訟お客様管理センター」を名乗っ
て多数送られているという。
同署はだまされないように注意し、
相手に連絡しないことを徹底するよう呼びかけている。
Contents
架空請求とは?
架空請求(かくうせいきゅう)とは、実際には契約していない架空の商品やサービスを契約したと思い込ませ、
被害者に金銭を請求する行為です。
架空請求のハガキが自宅にきたら?

まず取り合わない、折り返し連絡しない。
これが鉄則です。
わたしの自宅にも3回ほど来ましたが、すべて無視です。
もし裁判所から「低額訴訟」の連絡があった場合は裁判所へ連絡して間違いないかどうか必ず確認をしましょう。
架空請求対応の仕方

自宅に、業者から請求書が来たという事は相手に、住所氏名を特定されていますので、
裁判所からの通知が来た場合は絶対無視ないでください。
裁判所からの通知が来た場合、念のために連絡先を別に調べてからかけるようにしてください。
無視しちゃいけない架空請求!
架空請求は無視するのが一番と思っていましたが、
最近その対処をしてはいけない架空請求が出始めているというのは。
わたしが個人再生する時相談した弁護士の先生。
それは小額訴訟を悪用した架空請求です。
小額訴訟とは60万円までの金額の支払いを求める訴訟で、原則として1回の裁判で判決が出る制度です。被告には裁判所から「口答弁論期
日呼出及び答弁書催告状」が送られ、それに応じず裁判所に出頭しなければ自動的に裁判に負けてしまいます。
この制度を利用して悪徳業者に支払いを求められた時に、たとえ身に覚えが無い請求であるからといって無視をすれば、請求金額を払わされ
ることになるのです。しかも小額請求は控訴が禁止されており、一度判決が出てしまうともう取り返しがつきません。
しかしこのような書類が裁判所から届いたとしても、いくつかの対処法があります。
裁判所に出頭する

指定された日に裁判所に出頭し、裁判で争いましょう。むこうは「架空」請求ですから、当然分はこちらにあります。裁判はだいたい一時間
ほどで終わるそうです。
指定された裁判所が遠い場合は、近くの裁判所に移送を求めることもできます。
もしどうしても裁判所に行けない・裁判所で相手に顔を見られたくないという人には・・・
通常訴訟への移行申述を行う
郵送でもいいので訴訟に対する答弁書を出し、簡易裁判ではなく通常の裁判で争うという方法もあります。
通常訴訟に移行すれば、こちらが欠席しても原告は証拠を提出する義務があり、
そうなるとやはり架空の請求をしているむこうには分がありません。
しかし簡易裁判よりも時間がかかってしまうのが難点です。
まとめ
わたしも最初架空請求のハガキが来た時にはうろたえてしまいました。
しかし冷静になって考えてみると、架空の請求ですから、
むこうはうまくいけばもうけもんぐらいの気持ちでやってますから。
無視するのが一番です。
それでも心配なら裁判所に相談するのも一つの手段です!