これから暑くなってくると汗かきの人にとっては憂鬱な毎日が続きます。
汗で苦労している人にとっては、汗かきの治療法を知りたいのは当然です。
今回は汗かきの人は何科の病院を受診すればよいのか?
病院は行きたくないという人には簡単な治療法を紹介します。
汗かきの人は皮膚科で治療!

多汗症や無干症は社会的にあまり知られていないため、
病気と認識していない場合や家族や友人に理解されず社会的な苦痛を受けている人が多いそうです。
治療法はないとあきらめている方は皮膚科を受診してください。
ロゴセラピー

ロゴセラピーとは、なじみのない言葉ですが、「強すぎる欲求はかえって望むものの実現を不可能にし、
逃避はかえって恐れるものを出現させる」という人間の心理を、
対人恐怖等の治療に応用するものです。
手のひらの多汗が発症し、多汗恐怖症にまで発展する過程で、
汗かきの人の心理的原因は手のひらのみに意識を集中させすぎることにあります。
ロゴセラピーでは汗をかくまいと緊張して汗をかくのなら、
どのくらい汗がかけるのか試してみようと、
開き直ることも緊張を遠ざけます。
ロゴセラピーは1回の面接で発汗が激減したというケースもあります。
ただし、執着心の強いタイプの人には、開き直りの発想自体がかえって意識を汗に向けることなり、
逆効果になることもあります。
汗かき治療・呼吸法
自律神経系の働きは自分の意志でコントロールすることはできませんが、
唯一、呼吸は自由自在に早くしたり遅くしたりする最良の手段です。
呼吸をコントロールすることで、間接的に臓器の働きをコントロールすることも可能になります。
たとえば息を早くして、空気を激しく出し入れすれば、心臓の鼓動も早くなり、
血圧も上がります。逆にゆっくりと深呼吸すると、心臓の鼓動は遅くなり、
血圧は下がり、筋肉の緊張が解けて全身が弛緩します。
同時に、呼吸は人の精神にも影響します。ゆったりと深く呼吸をしているときは、
脳波はリラックスした状態のときにみられるα(アルファ)波になります。
もっと安静した呼吸を続ければ、脳波はθ(シータ)波になり、ウトウトとした催眠状態になります。
自立訓練法で効果的な弛緩反応を得るためには、脳波がα波になるような呼吸法をマスターするとよいでしょう。
また、1日数回、意識的にこの呼吸法をするだけでも、汗がある程度おさまります。
多汗恐怖を改善する呼吸法

①呼気・・・おなかを引っ込めて古い空気を絞り出す。
②吸気・・・おなかの筋肉を緩めて自然に肺を新鮮な空気で満たす。
③保息・・・そのまま息を止める。
ここで重要なのは呼気です。肺に古い空気がたまっていれば新鮮な空気をいれることができません、
呼吸法は必ず呼気から始めます。
その実践法は、まず正座かあぐらをかき、そして生きを軽く吐き出します。
それから自然におなかで生きを吸い込みます。呼気と吸気の長さのバランスは、2対1に保つこたが大切。
呼気が8秒なら、吸気は4秒です。呼気と吸気が確実にできたら、次は息を止めます。
保息の長さは吸気の4倍がよいでしょう。
まとめ
個人差はありますが一度試してみてください!