「ヤバイ!遅刻だっ」
「え、残業?冗談じゃないよ、今日はデートなのに」
(喫茶店で仕事をサボってたら)「しまった!課長だっ」
私たちの生活は、日々アクシデントの連続です。
しかもリハーサルなしの一発本番。
こんなとき、ダメージを最小限に抑えるには、とっさの第一声が肝心です。
上手な謝罪、スマートな言い訳は、あなたのピンチを救います。
とっさの謝罪・言い訳寝過ごした!

やばい!目覚ましは!止めちゃってるよ(目覚ましをバシバシたたく)。
鳴ったの全然気がつかなかった。
月曜日は定例会議があるのに、これじゃ絶対間に合わないよ!
深夜映画なんて見なきゃよかったよ・・・・・・。
Aさんの場合
A 「踏切故障があったようで、電車の到着が遅れました。いやー、ひどい目にあった・・・・・(ひとりごとのように)」
課長 「連絡ぐらいできただろう」
A 「車内通話は気がひけたものですから・・・・・」
課長 「君は何線使ってるの? たしかBクンと同じ沿線に住んでたはずだよね。Bクンは、何も言って」なかったようだが」
A 「・・・・・」
課長 「ところで、遅延証明書はもらっているのか?」
A 「いや・・・・・、急いでたので、忘れ・・・・・ました・・・・・」
ここがNG
✖事前に遅刻する連絡を入れていない
✖同じ電車を使用する同僚の生存を忘れ、ウソが発覚
✖遅延証明を提出することができない
これならOK
A 「(上司に電話をかけ)課長、今日の定例会議ですが、申し訳ありません、30分ほど遅れてもよろしいでしょうか」
課長 「どうした・Aクン」
A 「実は昨晩から体調を崩してしまいして。まだ微熱があるようなんです。
いま出社途中なのですが、やはりこのまま病院に行こうかと。
風邪には気をつけていたつもりだったのですが・・・・・。
申し訳ありません」
課長 「大丈夫か? 会議には出席しなくていいから、熱が下がらないなら休んでいいぞ。
あんまり無理するなよ」
A 「ありがとうございます。ではお言葉に甘えさせていただきます」
☆ワンポイントアドバイス
「体調不良」はあらゆる状況で利用できる便利な言い訳ですが、
その分、疑いの目で見られることも。しばらくは病気のフリをすることも必要。
先輩から「今夜飲もうと」と誘われた!この一言があなたを救う!

飲むとグチる先輩だからなんとかして断りたいんだけど、先輩に「オレのこと嫌いなんじゃないか」って思われるのもイヤだし、
あとの評価に響くのもイヤだし。夜のつき合いが大切なのもわかるけど、今日は断わりたいな。
Aさんの場合
先輩 「ねぇAクン、終わったら軽く飲みに行かないか?」
B 「すみません、今日はちょっと・・・・・」
先輩 「何? 仕事? 忙しいの? 今日はそんなに忙しくないはずだけど」
A 「いえ、プライベートで・・・・・。彼女と久しぶりに約束しているんです。」
先輩 「あ、そう。ふ~ん。そりゃオレと飲むよりも彼女の方がいいわな。じゃ、いいよ。別のヤツをさそうから」
ここがNG!
✖夜のつき合いも仕事の延長。公私ともに話のできる先輩でない限り、デートを理由にしない方が得策。
これならOK
先輩 「ねぇAクン、終わったら軽く飲みに行かないか?」
A 「ありがとうございます。お誘いはうれしいのですが、実は学生時代の友人が久しぶりに上京していまして。
明日にはもう帰ってしまうので、今日はそいつと飲む予定なんです。申し訳ありません。」
先輩 「そうか、わかった。それじゃあ仕方ないな」
☆セミナーや講習会に参加するから、という理由もあります。
まとめ
上手な謝罪、スマートな言い訳は、あなたのピンチを救います。
ビジネスでもプライベートでも、素直なだけでは乗り切れません。