
あなたは、1年365日のうち、日本では何日くらい雨や雪が降るか、
知ってますか?その答えはなんと、約120日。
つまり、4カ月です。九州、山陰、東北(雪も含む)など、
地域によってはもっと多いところあるでしょう。
それなのに雨が降るたびに不調やゆううつを抱えていては、
もったいない!
今回は雨の日の楽しい過ごし方を紹介します。
雨の日の楽しみ方口ぐせを見直す

雨の日は「口ぐせを見詰め直す」のに最適。
わたしの家庭でもそうですが、家族で何かトラブルが起きた時に共通している2つの言葉があります。
それは、「忙しい」と「ごめんね」。この言葉が家中を飛び交っています。
お父さんやお母さんが「忙しい」といっていると、子どもたちまで「忙しい」というようになります。
実際になりました。そうなると問題が起きやすくなります。
不登校の子どもは、「お母さんが悪かった。ごめんね」といわれると怒り出すだすもんです。
なぜなら「ごめんね」といわれても、ちっとも嬉しくないから。
一方、「あなたがいてくれて嬉しい。ありがとう」といわれると、とても落ち着いた態度を見せるようになります。
語源を思い出してみても「ごめん(御免)」というのは「自分のことを許してください」という意味。
決して相手を思いやる言葉ではありません。自分中心の言葉なのですね。
一方「ありがとう」は「有り難し」のこと。滅多にないものに対して感謝する気持ちがもとになっています。
相手の存在をそのまま認め、それに感謝することができる言葉なのです。
日常生活で「忙しい」「ごめんね」という言葉を使い過ぎていませんか?
雨の日は、自分の内面と向き合うのに適した日です。
晴れの日のようにどんどん自己主張をしていくモードではないので、
自分のの発した言葉にも、目を向けやすいのではないでしょうか。
「ありがとう」をたくさん使っていると、いつの間にか自分の周りの雰囲気が変わってきます。
自分以外の人間を変えることはできませんが、自分の口ぐせをを変えることはできます。
そして自分が変われば、周りの人の自分に対する態度も変わるものです。
「忙しい」「ごめんね」を今日から「ありがとう」に置き換えていきましょう。
子どもから「一緒にトランプしよう~!!」と誘われたとき、「忙しいからできない。ごめんね」ではなく、
「誘ってくれてありがとう」とまずいってみる。
「忙しくて、疲れた~」という独り言も、「今日はありがたいことに頑張れた~」と言い換える。
どれだけ「ありがとう」に言い換えられるか、ゲームのように楽しみながら実行してみてください!
雨の日の楽しみ方!気になっていることを謝る

雨の日はは副交感神経が優位になります。そしてこれは、
心にも大きく影響を及ぼします。「受け入れる」気持ち(=受容モード)になりやすいのが雨の日なのです。
ですから、雨の日におすすなのが、人間関係の改善です。
誰かと仲違いをしていたり、うまくいってないとしたら、雨の日を積極的に利用しましょう。
雨の日は、自分も相手も受容モードにありますから、言葉の端に引っかかって頭にきたり、
怒り出したという可能性が低くなります。
何か謝りたいことがあるときにも、断然、雨の日。
相手の話をじっくり聞けるばかりでなく、こちらの謝罪の言葉も受け入れてもらえる可能性が高くなります。
反対に、交感神経が優位で、「闘いモード」にある晴れの日では、謝ろうと思っていたのに、
気がついたらなぜか口論になっていた・・・・・・などということになりかねません。
また、言いにくいことを伝えるのも、雨の日を選ぶといいと思います。
ぎくしゃくしている恋人同士は、こんな日にゆっくり話をするといいかもしれません。
「雨の日は人間関係をを修復する日」と覚えておきましょう。
まとめ
日本では、3日に1度は降る雨。
雨を知り、雨の日の過ごし方を知れば、それだけ充実した日が増えることになります。